"Grow Up"

26歳の時にシェーグレン症候群と診断。記録用です。

診断への道のり④


受診して、今までの経過と耳のしこり、体調不良が続いていることを話しました。



しこりも触診してもらいました。










「しこりはそんな心配しなくてもいいと思うけど、そんなに気になるんなら紹介状書くよ。」










冷たく言われましたが、


大学病院へのチケットを手放すわけにはいかん!


と直感が働き、紹介状を書いてもらいました。









後日、大学病院の耳鼻科を受診しました。









まず、問診と耳のしこりを調べるためにCTを撮りました。








数週間後、結果を聞きに行くのですが、ここからびっくりするくらいスムーズに診断されていきます。

診断への道のり③

内科に受診して、とりあえず血液検査をしました。











結果は、ウイルス性ではないとのこと。










「ウイルス性じゃないとなると専門外だから、申し訳ないけど耳鼻科で診てもらった方がいい。」


と言われました。











原因がわからない、体調も良くならない、










ちょっと調べるのに疲れてきたなーと思ってましたが、最後だと思ってもう一つ耳鼻科へ行きました。










後から知ったのですが、2つ目に行った耳鼻科は評判が悪いそうで、、、










確かに検査もそこそこで、精力つける漢方と効かない抗生剤処方されました。










この頃、体調は少し良くなりだしたのですが、耳の後ろの腫れがしこりのように残ってました。










少し気になるなーと思っていたら、会社の同僚でたまにしか会わない方と話す機会があり、耳と体調のことを相談すると、












「私、前職は耳鼻科の受付だったんですよ。ばらこさんの家の近くに、良い先生いるじゃないですか!」










へ?










まさかのいつも混んでるし、先生がちょっと苦手で避けてたところが良い耳鼻科だったとは。










その翌日、仕事前にさっそく行ってみることにしました。

診断への道のり②

出張前に受診した耳鼻科へもう一度行きました。







いつもなら病院には1回きりで行かなくなっちゃうのですが、今回は体調不良と耳の後ろ腫れが引かなくて行くことにしました。










耳鼻科で先生に、


「薬を飲んでも治りません。むしろ悪化している感じがします。」



と伝えました。










「とりあえず冷やしてみようか。」と言われ











体調悪かったため、よく確認せず渡された処方箋を持って薬局へ。










薬剤師さんに呼ばれて














「あの、、、前回とは症状変わりました?」







「いえ。全然良くならないし、腫れもひどくなっている気がするので行きました。」








「あの、、この処方箋であっていますか?」








「あってますよ。耳鼻科行って、すぐこっちに来ました。」










この人何言っているんだろー?って思ってたら、












「はっきり申し上げると、この処方はありえません。湿布を耳の後ろに貼ると、跡になるし、女性の方でこんな直接日差しがあたる場所なのに。」












え?なんで湿布??













体調悪くてちゃんと見なかったけど、さすがにおかしいって気づけよ私。って思いました。笑

















すごく親切な薬剤師さんだったので、


「ちゃんと調べてもらった方がいいですよ。近くに内科もあるし血液検査とかお願いしてみたらどうですか?」



と言っていただき、その足で内科に行くことにしました。


















〜余談〜




今思うと、本当にあの薬剤師さんに会わなければ、難病にたどり着けなかったかもしれない。





この時言ってくれた言葉で、自分は本当に何か悪いんだな、ちゃんと診てもらおう、と思うようになりました。






「若いから」って言葉で片付けない大人に出会えたことが、私がすぐに診断がついたキッカケです。








本当に感謝しています。









私もそんな大人になろう。